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「キャリアの相談をしたい」をもっと気軽に!

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「日本では気軽に依頼できるキャリアカウンセリングサービスはとても少なく、貴重ですので、これからも末長くサービスを続けていただければ、と願います」 キャリアコンサルティング・ラボでは、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスを提供していますが、先日、こんな嬉しいコメントをカスタマーの方からいただきました。 キャリアコンサルティングを、もっと身近に。 代表理事・長井亮のそんな思いから、2012年にスタートしたキャリアコンサルティング・ラボも6年目。最近はキャリアコンサルティングをリピートしてくださる方も、増えてきました。 そこで、ここで改めて、私たちのキャリアコンサルティングサービスに対する思いを、お伝えしたいと思います。 940

2018/07/27
転職について
内定後の不安…転職してもいいか迷った時の見極め方

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転職活動では、企業の全てを入社前に知ることはできません。 だからこそ内定後に、内定先の企業に対して「本当にこの会社に、このまま入社していいのか」と不安になってしまうこともよくあります。 転職で失敗したくない気持ちは誰でも同じ。 内定先に不安を感じたら、この後どんな行動をすればいいのか。その不安な気持ちに向き合いながら、こう考えてみませんか? 不安のなかに「入社したい」気持はありますか? まずは今の不安が「行きたいけど、不安」なのか、「せっかくの内定だけど、不安」なのか確認しましょう。 今心のどこかに、「この会社に入社したい」という気持ちはありますか? もし「入社したいけど、××が気になる…」と入社したい気持ちが前提にあって、それでも待遇や条件、企業の安定性などが不安で迷っている状態ならば、ここはぜひ自分の「入社したい」という気持ちを大切にしてください。 「入社したい」という気持ちがあるならば、気になっている「不安」はネットで調べたり、家族や友人に相談したりして情報収集すれば解消できることや、捉え方を変えれば「まあ、いいか」と思えることもあります。 新しい環境に行くのですし、入社前にすべての企業情報を事前に知ることはできませんから、誰だって多かれ少なかれ不安はあります。しかし多少の不安があったとしても、「入社したい」という前向きな気持ちがベースにあれば意外になんとかなるものです。 問題は、「せっかく内定の内定だし、即辞退というほどではないけれど‥・」と、どこか入社に前向きになれない気持ちがあるケースです。この場合は、次のように考えてみましょう。 「何が不安か?」を整理する 「内定辞退しよう」ではなく、「内定先がちょっと不安」と思っているということは、「どうしてもダメ」というほどでもなく、その会社をいいなと思うメリットも感じているからこそ迷い、これで決めてもいいのかどうか「不安」なのではありませんか? その気持ちを整理するためにも、そのメリットに感じている部分と、不安に感じている部分を書き出してみましょう。 面倒に感じるかもしれませんが、文字にするとそれだけでも自分の気持ちが整理できて、「これくらいだったらいいかな」と思えたり、自分では小さなことだと思っていたことが意外に大きかったりと、いろんな気づきが生まれますので、ぜひやってみてください。 例えばこんな具合です。 【内定先のメリット】 ・希望年収の550万以上。 ・社風が合いそう。 【内定先の懸念点】 ・事業内容や仕事内容が希望していたのと少し違う。悪くはないが、転職したら描いていたキャリアビジョンから少し外れる。 ・希望していたポジションではない。 ・通勤が不便。 ・企業規模が希望よりも小さく、安定性や将来性が不安。 最初はランダムで、思いつくままで大丈夫です。 書き出してみると、「うーん、やっぱり社風が良さそうだし、仕事内容はちょっと違うけど、やってみてもいいかもしれない」と思えて不安が解消できるかもしれませんし、「冷静に考えると通勤が不便なのは、長続きしないかも…」と、自分でも意外なことが決め手となって答えが出たりするかもしれません。 自分がどうしたいか? 自分にとって何が大切か? その答えは自分がよく知っています。だからこそ、こうして書き出すだけでも、自ずと結論が見えてくることもあります。 この時点で気持ちがすっきりすればいいのですが、まだ不安が残っているならば、不安を解消するだけの情報が不足しているということです。その場合は、次に進みましょう。 不安を解消できる情報や 捉え方がないか、考えてみる 「内定先に感じている不安」も、新たな情報を得て違う見方・捉え方ができれば「入社してがんばろう!」か「やっぱり辞退しよう」のどちらかに気持ちが傾き、今後の方向性が見えてきます。 そのためにも、意思決定をするための情報収集を始めましょう。 たとえば、「悪い噂を聞いた」「将来性や安定性」が不安であれば、企業の財務状況、経営者の考え、事業の競合優位性、業界での評判などをインターネットで調べれば、「やっぱりやめておこう」「大丈夫かもしれない」と、ある程度の判断がつくのではないかと思います。 年収や仕事内容、ポジションなどについても、パートナーの協力で家計が支えられないか、自分の思い描いていたキャリアプランに合うような仕事や事業ではなくても、この転職で違うキャリアが広がる可能性がないか、家族や友人に相談してみてください。 自分の希望をすべて叶える転職はなかなか難しく、希望通りの企業に自分が応募できるようなポジションがあるとは限らず、たとえ募集をしていても採用されるとも限りません。 「内定」は一つのご縁ですが、このご縁が実は最後のベストなご縁かもしれないし、この先にもっといいご縁が待っているかもしれませんが、それは誰にもわかりません。 それでも、不安な気持が大きいまま転職しても、うまくいかないことだけは確かです。 納得した意思決定ができるよう、自分の気持ちに向き合い、整理していきましょう。

2018/07/19
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やってられない!職場に嫌気がさしたときにおすすめの3つの行動

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2017/05/30
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2021/03/23
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2019/09/26
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仕事が不安でたまらない…モヤモヤをすっきりさせるための6つの方法

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2023/11/09
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2015/12/23
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キャリアコンサルティングの利用法その他人間関係・仕事に対する不安今後のキャリアプランやセカンドキャリアについて仕事と家庭との両立について働き方就職活動履歴書・職務経歴書等、書類添削独立について転職について適職診断・自己分析・自分探し面接対策
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「働き方が合わない」は甘え?30代男性が悩む理由と対処法

「働き方が合わない」は甘え?30代男性が悩む理由と対処法

「働き方が合わない」と感じている30代男性は少なくありません。 働く男性にとって30代は、昇進や結婚など公私ともに変化の多い時期。そのため「今の働き方を続けていいのだろうか」「働き方が合っていないような…」と自分のキャリアを見つめ直す人が増える傾向にあるのです。 この記事では、働き方が合わないと悩んでいる30代男性に向けて、そう感じる理由や対処法を解説! 働き方が合わないことを理由に退職や転職するのは甘えなのか、という点についてもお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。 30代男性が「働き方が合わない」と思う理由 30代男性は、何を理由に働き方が合わないと感じるのでしょうか?まずは、働き方に違和感や不満を抱いてしまう理由を解説します。 企業研究や自己分析が不足していたから 「就職・転職時には、企業研究や自己分析が必須!」と、よく言われますよね。 このように言われる理由は、企業研究および自己分析が不足していると、入社後に会社とのミスマッチが起こりやすくなるためです。自分に合わない会社に入社してしまうと「こんなはずじゃなかった!」とショックを受け、会社への不信感や働き方に対する疑問を持ちます。 入社歴が長くないのに働き方が合わないと感じる場合、もしかしたら事前の研究や分析が不十分だったのかもしれません。 大きなライフイベントが発生したから 結婚する、子どもができる、マイホームを購入するなど、30代は男性にとって大きなライフイベントが発生しやすい年代です。人生において重要な岐路に立つタイミングだからこそ、価値観や考え方が変化し、働き方が合わないと感じるケースもあるでしょう。 ライフスタイルは年々変わるものであり、しっかり将来設計を立てていても完璧に予想することはできません。そのため、独身時代は合っていた働き方も、ライフスタイルが変われば合わなくなることがあります。 労働環境や会社の方針に不満があるから 次から次へと仕事を任されて常にオーバーワーク気味、仕事の進め方に納得がいかない、正当に評価してもらえず給料が上がらない…。このように、労働環境や会社の方針に不満があると、働くことが大きなストレスになりますよね。 すると、次第に仕事に対して嫌悪感を持ってしまい「違う環境で働きたい」と思う原因になります。 労働環境や社風は、働くモチベーションに直結するものです。それらに大きな不満を抱けば労働意欲が低下し、働き方が合わないと感じても無理はないでしょう。 企業体質をしっかり理解したから 入社前に企業研究をすることは大切ですが「百聞は一見にしかず」というように、企業の本質は実際に働いてみないとわからない部分がたくさんあります。ですが、入社直後は目の前の仕事に手いっぱいで、なかなか冷静に自分の会社を評価できないでしょう。 ところがコツコツ経験を積み重ねて30代にもなると、昇進したり任される仕事の幅が広がったりして、次第に企業体質や経営方針などが今までよりもハッキリ見えてくるようになります。 企業の本質を正確に把握できるようになったことで、自分に合う・合わないのジャッジも正しく行えるようになり、働き方が合わないという結論が出されることも多いです。 会社の方向性が変化したから 会社は常に利益や成長を追い求める必要があり、そのための改善・変革が必須です。特にベンチャー企業は「変化に対応する柔軟性」が高く、必要に応じて経営を大きく方向転換することも珍しくありません。 しかし、会社にとっては良い方向転換だったとしても、自分も良いと感じるかは別問題。場合によっては、仕事のやり方が一気に変わってしまって戸惑うこともあるでしょう。 変化してしまった会社の方向性と自分の理想にずれが生じると、仕事をしていてもやりがいを感じられず「働き方が合っていないのでは…」と思う原因になります。 自分の考え方が変化したから 物も人も会社も、この世に「変わらないもの」はありません。そのため、大きな原因となるような出来事はなかったとしても、日々仕事をこなしていくうちに少しずつ心境が変化し、働き方が合わなくなるケースもあります。 昨今は特に「働き方改革」という言葉が広まって、多様性や柔軟性に特化した新しい働き方が次々登場していますよね。 働き方の選択肢が増えたことにより理想の働き方が見つかり、「今までの働き方は合っていなかったんだ」と気づく人も多いです。 「働き方が合わない」で退職・転職するのは甘え? 働き方が合わないと「退職」「転職」というキーワードが頭をよぎりがちです。ですがそんなとき「働き方が合わないで退職・転職をするのは甘えなのでは」と不安になる人も多いのではないでしょうか。 働き方が合わずに退職・転職するのは、甘えになるケースと甘えじゃないケースがあります。各ケースの特徴から、自分に当てはまるものを探してみましょう。   「働き方が合わない」が甘えになるケース 甘えになるのは「働き方が合わない」を言い訳にして、自分を納得させているケースです。 「入社前に調べればわかる始業時間を調べておらず、朝起きるのが辛い」「ゲームにハマっており、今はとにかくゲームがしたい」 このように、他人に知られると都合が悪い本当の理由を「働き方が合わないから」という言葉で誤魔化し、そう思い込むことで自分を正当化している場合、甘えているといえます。 体質的にどうしても朝起きるのが辛い人もいますし、プライベートと仕事のバランスを考えることも大切なので、これらの理由が一概に悪いわけではありません。ですが、退職理由は正確に把握して次へ活かさなくては、転職先でも「働き方が合わない」を言い訳に悩むことになりそうです。   「働き方が合わない」が甘えじゃないケース 甘えじゃないのは、何度もしっかりと考えたうえで「働き方が合わない」という結論に辿りついたケースです。 たとえ大多数が「そんな理由で働き方を変えるなんて甘えている」と思うような理由でも、自分にとって重大な理由であれば甘えではありません。 ただし、人の感情は突発的なものほど大きくなりやすく、重大なことのように捉えがち。だからこそ、何度も「本当に働き方が合わないのか?」「どんなところが合わないのか?」「どんな働き方なら合うのか?」など、深く考える必要があります。 働き方が合わなくて退職・転職したいと思ったときは、自分の心としっかり向き合い、本気でそう思っているのか確かめることが大切です。   「働き方が合わない」と思ったときの対処法 働き方が合わないと思ったときは、急いで退職や転職を決断するのではなく、多角的な観点から物事を考えることが求められます。悩みや迷いから抜け出しやすくなる方法を解説するので、ぜひ実践してみてください。   合わないと感じる原因を探る 働き方が合わないと感じる理由は人それぞれなので、「自分なりの合わないと感じた理由」をきちんと把握する必要があります。 まずは、今の働き方で嫌だと思っていることやストレスに感じていることを書き出してみましょう。 そして一通り書き終わったあとは、一つずつ深掘りしていきます。たとえば「社風が合わない」と書いたなら、どんなシーンでそう思ったのかなど、できるだけ具体的に考えてみてください。   合う働き方とは何か考える 「働き方が合わない!」とだけ思っていてもどうしようもなく、「どうすれば気持ちよく働けるか?」を考えることも大切です。 先に考えた働き方が合わない理由も参考に、自分に合う働き方を探してみましょう。 なお、合う働き方を探す際は、自己分析と働き方研究が欠かせません。働くうえで自分が重視しているポイントを押さえ、さまざまな働き方の情報を幅広く収集することで、自分に本当に合う働き方が見つかります。   有給休暇を取得して休んでみる 心身が疲弊すると人は冷静ではいられなくなり、目の前にある仕事という苦痛からとにかく逃れようとすることがあります。働き方が合わないと感じる理由は、もしかすると仕事が忙しく心に余裕がないからかもしれません。 そんなときは、可能であれば有給休暇を取得して、一度ゆっくり休んでみるのがおすすめ。 たっぷりの余暇は心身をリフレッシュさせてくれるとともに、自分の考えを整理するのにも役立つので、悩み解決の糸口も見つかりやすくなります。   上司や人事部に相談するのも◎ 働き方が合わないと感じていることを、上司や人事部に相談してみるのもありです。 働き方が合わないとすぐに退職や転職を検討する人が少なくありませんが、今の会社にある制度を利用したり部署異動をしたりするだけで、合う働き方が実現できる場合もあります。 このときのポイントは、合わないことだけを伝えるのではなく、合う働き方も伝えることです。 「今の働き方が合いません」とだけ言われても、会社は対処に悩みます。「こんな働き方なら、自分らしく働けます」と具体的な希望を伝えたほうが、会社は実現可能かを一緒に考えてくれるでしょう。   転職を検討する 場合によっては「今の会社にいる限り、自分に合う働き方は一生実現できない」と確信を持つこともあるでしょう。 そんなときは、思い切って転職を検討してみるのも一つの手。キャリアの棚卸しをする、合う働き方ができる企業を探してみる、転職後の生活を具体的に想像してみるなど、検討段階からできることはたくさんあります。 転職にはリスクもあり不安がつきものですが、じっくり検討してから転職を決意すれば不安は最小限で済み、転職活動をする際も前向きでいられるはずです。   キャリアコンサルティングを受ける とはいえ、自分一人で考えてもなかなか答えが出せないときもあります。 「働き方が合わないと感じているけど、その理由がうまくまとまらない」「働き方が合わないから転職したいけど、本当に転職すべきなのか」 このような悩みや不安を抱えている場合は、キャリアコンサルティングを受けてみるのがおすすめです。 転職活動をサポートする転職エージェントとは異なり、キャリアコンサルタントはあなたのキャリアそのものをサポートするのが役目。キャリアに関することであれば、些細な相談にも親身になってくれるので、一人で考えるよりも早く問題解決できるでしょう。   30代男性が自分に合う働き方を見つけるコツ 自分に合う働き方は、簡単には見つからないことも多いです。「自分にはどんな働き方が合っているんだろう」と悩む30代男性に向けて、合う働き方を見つけるコツを紹介します。   やりたくない働き方をヒントにする 自分が「嫌だな」「やりたくないな」と思うのはどんな働き方なのか、考えてみましょう。やりたくない働き方を避けることで、自然と働き方が絞られて、自分に合うものが明確になります。 ただし、仕事には大なり小なり大変なことがあり、小さな「やりたくない働き方」まで含めていると、合う働き方がなくなってしまう可能性も…。 そのため「絶対にやりたくない働き方」だけに厳選するのがポイントです。   10年後の自分から考える たとえば、今30代の男性が60代になった自分を想像するのは、先が長すぎてなかなか難しいです。ですが10年後、40代になった自分を想像するのは、比較的容易なのではないでしょうか。 合う働き方がなかなか見つからないときは、想像しやすい「10年後の理想の自分」をイメージして、それに近づくにはどんな働き方をすればいいのか考えてみるという方法もあります。 たとえば「バリバリ仕事をしていたい」なら自分の力でどこまでも昇り詰められるような働き方、「家族との時間を大切にしたい」人にはライフワークバランスが取れた働き方が合いそうですよね。 キャリアプランとライフプランを並行して考えることで、将来設計も立てやすくなるはずです。   「働き方が合わない」と思ったらキャリアプランの見直しを 裁量ある仕事を任されることが増え、ライフプランも変わりやすい30代は、男性にとって働き方に悩みやすい時期。ですが、働き方が合わないことに悩むと働く意欲も薄れてしまい、仕事が辛くなりやすいです。 今の働き方に違和感や嫌悪感を持ったときは、できるだけ早くそう感じる原因を突き止め、自分に合う働き方をするにはどうしたらいいか考えることが大切。 「働き方が合わないけど何から考えればいいのかさっぱり…」という場合は、ぜひキャリア・コンサルティング・ラボのコンサルタントと対話を重ねてください。 キャリアコンサルタントと話すことで、自分でも気づかなかった価値観や本心が浮き彫りになり、進むべき道が開けるはずです。

2024/03/25
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