はたらくコラム

自分にしかできない仕事がしたいと思ったら

2017年11月8日


誰にでもできる仕事じゃくて、誰がやっても同じ仕事じゃなくて、「これは自分にしかできない」と思えるような仕事がしたい。
「これは自分でないと」と自信と誇りをもって、仕事に取り組めるようになったら、きっとやりがいのある毎日が送れるだろう。

そんな思いから、なんとなく今の業務に不満を持ちながら、なんとなく今の仕事を続けてしまっていませんか?

「自分にしかできない」と思えるような仕事を見つけるには、どうしたらよいのか、何から始めていいのかわからないと思ったら、こんな視点から今の状況を捉えなおしてみましょう。




「自分にしかできない仕事」なんてめったにない

自分の都合と理想

さて、いきなり話をひっくり返すようですが、

「自分にしかできない仕事」
「その人しかできない仕事」

というのは、単純に仕事内容からだけ考えれば、その道の達人のような職人技が必要な業務でもない限り、めったにありません

ある特定の人しかできないような業務があることは、企業にとってリスク以外の何物でもありません。その人に「もしも」のことがあったら、とたんに業務が滞ってしまうからです。

さらに、本当にそんな誰も代わりがきかないような「自分にしかできない仕事」があって、その仕事に就いたとしたら、自分に何かあっても代わりにやってくれる人がいない状況は、相当なプレッシャーになるでしょう。

高度な技術を持つ専門職でさえ、その人が辞めれば代わりに同様の経験や技術を持つ人材を採用すればよく、「その人でなければならない」状況はめったに起こりませんし、自分にしかない芸、オリジナリティを売りにする芸能界でさえ、「代わりが見つからない」ような「その人しかできない仕事」はそうそうないのです。



でも「やる人が自分しかいない仕事」はある


しかし、組織や特定のマーケットのなかで「その仕事をやる人が、自分しかいない仕事」はたくさんあります

例えば、中小企業やベンチャー企業でその職務を担当しているのは自分しかいない。
その職務に必要な会社のルール、今までのやり方、関係者とのネットワークを持っているのは自分しかいない。

そんな仕事は、まさにその組織のなかでは「自分しかできない仕事」と言えますし、「この仕事は、自分しかできないんだ」という実感も持ちやすいと思います。

ですので、「自分にしかできない仕事をしたい」と思ったら、1人1人の存在意義や仕事の役割が大きくなる、中小企業やベンチャー企業に転職するのも1つの方法です。


それ以外にも、相応の本気度と覚悟が必要ですが、他に誰もやっていないような分野で独立開業すれば、まさに「自分にしかできない仕事」ができるでしょう。



「自分にしかできないやり方」もある

気持ちを正社員

さらに誰でもできる業務だけど、「自分にしかできないやり方、関わり方」というのもあります。

誰にでもできる、伝票整理。
誰にでもできる、資料作成。
誰にでもできる、営業。
誰にでもできる、お茶出し。

そんな「一見誰にでもできるどんな業務」にも、自分なりに工夫したり、改善したり、より良くしたりするやり方はいくらでもあります。

誰にでもできる伝票整理を、自分なりに早く正確にこなす。
誰にでもできる資料作成を、工夫してわかりやすくする。
誰にでもできる営業も、自分のやり方でお客様とより深い信頼関係を築く。
誰にできるお茶出しも、お湯の温度や淹れ方に気を付けて、できる限り美味しいお茶が淹れられるようにする。

それはそれぞれ些細なことに感じるかもしれません。「お茶なんて、美味しく淹れたところで何になるの?」と思うかもしれませんが、「丁寧に淹れたお茶」が「小さなことも疎かにせず、丁寧に対応できる企業」という印象を商談相手に与え、ビジネス上プラスになることも、大いにありえるのです。


「自分にしかできない仕事」ではなく、「自分なりによりよくするやり方」を探してそれを業務に反映していく

すると、いつの間にか今の業務も、「これは●●さんにしかできない」「これは●●さんに頼みたい」と周囲から高く評価されるようになり、その組織のなかでは「あなたにしかできない仕事」になっていくでしょう。




「自分にしかできない仕事がしたい」
その裏側にある思いに目を向けよう


「自分にしかできない仕事」はなかなか見つかりませんが、「自分しかやる人がいない仕事」を探すのは簡単ですし、「自分にしかできないやり方」を考えるのは今の業務ででもできます。

しかし今、「自分にしかできない仕事がしたい」と思うのは、もしかしたら本当は何か違う理由があるのではないでしょうか。

今の仕事は、自分に向いていない。
目の前の仕事を好きになれない。
仕事にやりがいが感じられない。
自分の仕事を誰も認めてくれない。
単調すぎてつまらない…。

もしそんな思いから「自分にしかできない仕事がしたい」という思いが浮かんでいるのであれば、そのモヤモヤの解消法は「自分にしかできない仕事」を探すことではないかもしれません。


「自分にしかできない仕事がしたい」と思っていたけど、その原因は何か他のところにありそうだ。
あるいは「自分にしかできない仕事がしたい」と思いながらも、「自分にしかできないこと」なんてどうしたらいいか自分ではよくわからない…。

そんなときには、プロのキャリアコンサルタントにその「モヤモヤ」を相談してみませんか。

キャリア・コンサルティング・ラボでは、あなたが自分でも何とも言い表せないモヤモヤの原因や、あなた自身の強みを一緒に見つけるサポートをしています。ぜひお気軽にお問合せください。




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