はたらくコラム

結婚後の女性の働き方ってどうしたらいい?自分なりの答えの見つけ方【後編】

2016年11月17日

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結婚後の女性の働き方について、前編では正社員やパート・派遣社員として会社に勤める働き方をご紹介してきました。

しかし、結婚後の働き方には「専業主婦として家事育児に専念する」「フリーランスとして働く」「起業する」など「会社に雇われない働き方」もあります。

自分に合う道があるか、それぞれの働き方を選ぶときに何を考慮すればよいのか、みていきましょう。



専業主婦はパートナーの収入とリスクをチェック

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今、20代を中心に若い女性の専業主婦志向が高まっているようです。

少し前の調査になりますが、博報堂生活総合研究所の調査(2012年)によると、20代女性の専業主婦志向願望が最も高く、34.6%と3人に1人が「専業主婦になりたい」と答えています。

子どもをしっかり育て、家をきれいにし、温かい食事で家族を支えていく。これも、立派な「働き方」の1つですが、専業主婦になりたい女性はそのリスクにもしっかり目を向けておかないと、後で「こんなはずじゃなかった」ということになりかねません。

まずは、専業主婦には収入がありませんから、家計を支えるのはパートナーである夫の収入のみとなります。

国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」(平成27年)によると、日本の男性の平均年収は520万円。

ただし、これは全年齢や様々な職種を含めたデータなので、ビジネスパーソンの平均年収データも見てみると、転職サイトDODAが発表している「平均年収ランキング2015」によると、結婚適齢期の20代の平均年収は368万、30代ならば488万円です。

節約しながら子育てすれば十分生活できる収入ですが、結婚後には子どもの教育費や住宅、その後には老後資金も考えて、貯蓄をしなければなりません。専業主婦として、しっかり家計管理を行う必要があるでしょう。


また、夫一人の収入に頼るということは、転職やリストラ、または病気で働けなくなったり、離婚したりした時に、急に収入源が途絶えてしまうリスクがあります。

さらに夫が高収入でもない限り、自分で自由に使えるお金も少ないのが現実です。2013年の博報堂の「子供を持つ既婚女性の就業形態と消費に関する調査結果」によると、1ヶ月あたりの専業主婦のお小遣いの平均は1万4942円。

フルタイムの主婦のお小遣いは2万6725円、パート・アルバイトの主婦は1万5562円と専業主婦が、一番低くなっています。

「でもそれでも1万5000円近くあるなら…」と思ってはいけません。これは平均値なので、年収数千万を稼ぐ夫を持つマダムのような人が平均値を上げているからです。「@nifty」の「何でも調査隊」によると、30代以下の専業主婦の1か月のお小遣いは5000円以下が64%と圧倒的に多数です。

「自分の服はここ何年も買っていない」という専業主婦は、筆者の身近にもたくさんいます。家事も育児も立派な仕事ですが、「収入がない」という状況がもたらす様々な面も、きちんと理解しておきましょう。



自分の好きな仕事でフリーランスや起業を選ぶ


正社員やパートなどで、会社に勤めると通勤時間などどうしても時間に縛られてしまいます。

「何時から何時まで会社にいなければならないという働き方では、家事と育児と仕事を両立できるか自信がない・・・」

そんな方は、自分の特技や好きなことを活かしてフリーランスになる、起業するという働き方もあります。これらの「雇われない働き方」であれば、仕事の量や働く時間はある程度自分で調整ができます


「起業」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、最初から大きな会社を作るのではなく、自宅の一室を使って自分の特技を教える教室を開いたり、手作りのものを売ったりと、小さく始めればリスクもほとんどありません。

今はフリーランスでも、クラウドソーシングサイトで仕事も探しやすく、SNSなどを活用すればお金もかからず集客でき、手作りのものを販売できるようなサイトも多くあります。

自分次第な分、「働いた分だけ収入が得られる」わけではないので、収入が保証されているわけではありません。どれだけ稼げるかは自分次第ですが、収入も家事と育児のバランスも「自分で決められる」のがこの働き方の魅力でしょう。


※フリーランスや起業する働き方は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

→女性のキャリア|結婚後にフリーランスになる生き方を考える

→ママ起業で失敗しないために知っておきたい起業の現実



在宅ワークでお小遣いを稼ぐという働き方も


「自分には、フリーランスになるほどの特別なことはない・・・」
「家事や育児は優先したい」
「でも、ちょっとくらいは自分の自由になるお小遣いも欲しい」

という方は、在宅で家事や育児を優先しながら、空いた時間だけ少し仕事をするという新しい「働き方」もあります。

「クラウドワークス」や「シュフティ」などのクラウドソーシングサイトには、在宅ワーカー向けの多くの仕事が掲載されています。WEBサイトの記事のライティングや簡単なアンケートに答えるなど、それほど専門的な知識を必要としない仕事も多くあります。

単価は様々ですが、自分のお小遣いくらいの収入を得ることはそれほど難易度が高いわけではありません。



自分の気持ちと、家計と、パートナーの希望のバランスを


結婚後の女性の働き方は、自分の気持ちはもちろん一番大切ですが、現実的にはそれだけで決められないのが難しいところです。

世帯全体の収入、パートナーである夫の希望(家事や家計負担の希望、転勤の有無などのワークスタイルなど)もふまえて、バランスをとりながら、納得できる働き方を探していきましょう。




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