はたらくコラム

結婚後の女性の働き方ってどうしたらいい?自分なりの答えの見つけ方【前編】

2016年10月31日

http://www.career-lab.biz

結婚したからといって特に働き方が変わることが少ない男性と異なり、女性は結婚というライフイベントを迎えるにあたって、一度自分の働き方を見直さなければなりません。

夫の収入と家事の協力度合、子どもを預ける保育園の問題、ワーキングマザーに対する職場の理解と支援体制など1人1人の状況が異なるなか、自分にとってのベストな働き方はどうやって見つけたらいいのか。

悩んだらこんな視点から、結婚後の働き方を考えてみませんか。



正社員、派遣、パート、専業主婦…
まずは自分がどうしたいか考えよう

一般的
まず1番大切なのは、「自分がどうしたいか」という自分自身の希望です。どんな働き方がしたいか、ではなくて「どんな生き方をしたいか?」という視点から、自分の気持ちに向き合ってみましょう。

結婚後は、家事や家族との時間を優先したいのか。
または、仕事と家庭を両立させる自信がないから、仕事のペースを落としたいのか。
結婚で今まで築いたキャリアが途絶えないようにしていきたいのか。
教育資金や老後資金など、経済的な備えを万全にしていきたいのか。
結婚した後も、家族や子育ての範囲だけでなく違う形で社会と接点を持っていきたいのか。

他にもいろいろな希望があると思います。

40才や50才になったときに、どんな自分でいたいのかも想像しながら、考えてみてください。

家事や家族との時間を優先する、仕事のペースを落とすのが希望なら、派遣社員やパートとしての働き方や、専業主婦として家事と育児に専念する働き方がいいかもしれません。

今まで築いたキャリアを捨てたくない、将来に向けて経済的な備えを万全にしたいのであれば、正社員の働き方がベストといえます。


「何らかの形で社会と接点を持ち続けたい」という希望であれば、結婚後の環境に合わせて様々な働き方が選択肢に入ります。

派遣、パート、正社員といった企業に雇われる働き方もありますし、フリーランスや起業するという働き方もあるでしょう。さらにボランティアで地域の仕事に関わるという働き方もあるかもしれません。

ではそれぞれの働き方を選ぶときに、何を考慮する必要があるのか、次にその現実をみていきましょう。



正社員派はパートナーや職場の理解と協力を確認


正社員としての働き方を選ぶなら、まずはパートナーの理解と協力を確認しましょう。

10月29日に内閣府が発表した男女共同参画社会に関する世論調査によると、女性が職業を持つことについて、「子どもができても、ずっと職業を続ける方がよい」と考える人が初めて5割を超え、54.2%に達しました

一見女性が働くことへの理解が進んでいるように見えますが、見方を変えると「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方についても、未だ4割の人が「賛成」としています。

総論として「女性が職業を続けることに賛成」でも、「自分の妻には家庭を守ってほしい」という男性も少なからずいます。あなたのパートナーとなる夫の本音は、どこにあるでしょうか。正社員としての働き方を選ぶなら、パートナーである夫がその働き方を理解してくれるかどうかが大きな問題となります。

また、家事の分担についてもどう考えているのか、お互いに考えを確認しましょう。どちらの仕事が忙しく、どちらがどんな家事が得意かは、夫婦によってケースバイケース。正解はありませんが、お互いに納得できる妥協点を見つけることが大切です。

たまに、「外で働くのは構わないけれど、家事もちゃんとやってね」と家事をすることを条件に外で働くのに賛成、なんていう男性もいますのでここはしっかり話し合っておきましょう。


さらに、子どもを持つことを希望するなら、職場の子育て支援制度や風土も重要です。

女性が結婚後に正社員として働き続けるためには、夫と職場の理解と協力が不可欠です。

夫の理解も協力もあるけれど、職場の理解や支援制度がないという場合には、早めに転職活動をすることも前向きに考えていきましょう。



現状で圧倒的に多いパートや派遣社員の働き方


「フルタイムの仕事や正社員としての責任はイヤだけど、収入面からも仕事をするのは必要」
「家庭と仕事の両立がしやすいように、負荷の少ない働き方を選びたい」

それを実現するのが、派遣やパートとしての働き方です。夫の収入の範囲内でバランスを取りながら、働くことができるので、実際に多くの人が結婚後(あるいは、子どもがある程度大きくなってから)この働き方を選んでいます。


参考までに統計をみてみると、経済協力開発機構が発表した「雇用アウトルック2015」によると、子どもをもつ女性の7割が「家事や育児などプライベートと両立できる程度で働きたい」と答えており、子どもを持つ働く女性の雇用形態は「パート・アルバイト」が最も多く62%

次いで派遣社員の17%となっており、パート・アルバイトと派遣社員で79%と約8割を占めます。

家庭と仕事のバランスを考えるのであれば、現状で多くの女性が結婚後の働き方として選んでいますが、誰にでも適しているかというとそうでもありません。

扶養範囲内で働くのであれば、収入もそれなりになりますし、責任感ややりがいも正社員時代とは全く違うものになります。その点を自分でどう受け止めるかが、この働き方を選ぶかどうかのポイントになるでしょう。



女性の結婚後の働き方には、この他にも専業主婦として家事育児に専念する働き方や、フリーランスとして独立・起業する働き方もあります。

こちらの働き方を選ぶときのポイントや現実については、後編でまた詳しく紹介させていただきます。





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