はたらくコラム

女性のキャリアプラン|結婚や出産もあきらめないキャリアの描き方

2016年11月30日

http://www.career-lab.biz

最近では、一般事務職を希望する高学歴な女子学生が多いようですが、一方で「結婚や出産をしても、仕事を続けてキャリアを積み重ねたい」と考える女性もいらっしゃるでしょう。

結婚しても出産してもキャリアを中断しないで働きたい。

そんな思いを実現するにはどうしたらいいのか、結婚も出産もあきらめないキャリアの描き方について考えてみましょう。



「結婚も出産もキャリアも諦めたくない」人生に必要なものとは?

社員の生の声
男性は、結婚や子どもが生まれることでキャリアが左右されることはほとんどありません。そのために、環境を整えるなど考える必要もないでしょう。

しかし、女性の場合は異なります。

結婚も出産もキャリアも諦めたくない、となったらそれを実現するために3つの条件を整えなければなりません。

まずは「働く場所」です。

育児休暇の取得状況だけでなく、ワーキングマザーがちゃんと仕事復帰して活躍しているかどうか。
職場全体がワーキングマザーを受け入れて、子どもの急な発熱などで早退や遅刻をしなければならないときも温かく応援する社風があるかどうか。
在宅勤務など、柔軟な働き方ができるかどうか。
ワーキングマザーが仕事を任され、責任ある仕事についているか。

こうした点を確認しましょう。

2つめの条件は、「キャリアを築くことを理解し、協力してくれる夫」です。

結婚し、出産しながらキャリアを築くとなれば、夫と家事や育児を分担しなければ乗り切れません。男性の中には、表面的には女性の社会進出を応援するようなことを言っていても実際に自分の妻の家事や育児を分担する気はあまりない…という人もいます。

好きになった人と結婚するのが望ましいですが、結婚を考えるパートナーが「妻がキャリアを築くことを理解し、協力してくれる夫」でない場合には、自分の考えを理解してもらえるように根気強くコミュニケーションを続けるか、または理解してくれる別のパートナーを探すか、どちらかの覚悟を決めたほうがよいでしょう。

3つめの条件が、「子育て支援環境」です。

例えばどんなに職場や夫のサポートがあっても、待機児童が多い地域で子育て支援環境が整っていなければ、仕事と子育てを両立することは困難となります。

保育園だけでなく、民間の子育て支援サービス、または自分の両親や義両親のサポートが得られるかどうか。結婚や引越しを考えるときには、そこまで考えた判断が必要になります。



「思い通りにいかないのが当たり前」を大前提に


3つの条件が必要とわかっていても、現実にはなかなか思うようにいきません。

ワーキングマザーを支援するような企業となかなかご縁がなかったり、「この人と結婚したい」と思ったパートナーが転勤族だったり。

夫は「家事も協力する」と言ってくれていたはずなのに、仕事が忙しくなってしまって、まったく戦力にならない、単身赴任になってしまった、なんてこともあるでしょう。

さらにはまたは、人事はワーキングマザーを応援してくれているけれど、実際の現場では風当りが強かったり、直属の上司からマタハラを受けたりすることもあるかもしれません。

育児休暇を経て、復職したら今までよりも責任の軽い仕事や簡単な仕事を任されたりして、

「育休で、キャリアダウンしている…」
「同期に後れを取っている」

とショックを受けることもあるでしょう。そして、そんな待遇をする周囲に憤りを感じるかもしれません。

キャリアプランを描くことはとても大切なのですが、思い描いたキャリアプラン通りに順調に進むことは非常に稀です。

だからこそ、思い描いたキャリアプランに固執しすぎると、思い通りに進まない現状に苦しくなってしまいます

結婚し、出産した後は子どもの病気や行事など自分の思い取りに物事が進まないことが山のようにでてきます。それは仕事にも多かれ少なかれ影響しますが、そういうものなのです。

思い通りにいかなくても当たり前。描いた通りに進んだらラッキー。

結婚し、出産した後はそれくらいの気持ちでキャリアを捉えなおすこともまた、大切になってくるのです。



結婚し出産するからこそ拓けるキャリアに目を向ける


独身時代に思い描いたキャリアプラン通りにはならないかもしれませんが、結婚や出産を経験したことで視野が広がり、新たなキャリアや選択肢が拓ける可能性もあります。

「こんなはずじゃなかった」と以前のキャリアプランに固執をしているとその可能性を見落としてしまいますが、「こういうのもありかもしれない」と思えれば、結婚・出産後に見つかる新たなキャリアが今後の人生のやりがいになるかもしれません。


結婚も出産も諦めずに、キャリアを築きたいと思ったらそれを叶える「職場」「夫」「子育て環境」の3つの条件が必要ですが、「大丈夫だと思っていたのに」と予定外のことが起きるのが人生です。

そんなときに、過去の自分の考えに縛られ過ぎず、かといって自分のやりたいことを諦めずに、「今できること」に目を向けて気持ちを切り替えそこに集中することで、結果として結婚も出産もキャリアも諦めない生き方が実現できると思います。




ページトップへ戻る