はたらくコラム

大企業を辞めて後悔する人・しない人|転職で後悔しないのはこんな人!

2017年7月29日


「やっぱり辞めるんじゃなかったな…」転職して、そう後悔する人は少なくありません。
株式会社マクロミルが2016年に行った調査によると、転職者の4人に1人が「転職に失敗した」「どちらかといえば失敗した」と回答しています。

「こんなはずではなかった」は誰にでも起こりえますが、大企業を辞めて違う環境へ転職するときは、今までが恵まれていた環境だっただけに、特に「こんなはずでは…」が起こりやすいかもしれません。

しかしなかには、大企業を辞め全く違う環境へ転職しても、後悔しない人もいます。それはどんな人なのか。

実はこんな共通点があるのです。



次にやりたいことと、
それが今の企業ではできないことがはっきりわかっている

302e440da5e3752141090de4c4fce9e7_s

次に自分がやりたいことが何なのか。
「次」に向かう自分の気持ちがはっきりしていて、今の環境では実現できないことがわかっている場合は、辞めても後悔する可能性はほんどないでしょう。


たとえば、以前お会いしたAさんは大手金融機関に勤めていましたが、入社3年目のときに「ワインが好きで、ワイン関係の仕事がしたいとずっと思っていたから」という理由で、知人が経営するワインの輸入販売会社に転職しました。

従業員数千人の会社から数名の会社に転職し、福利厚生などなく、年収も激減しましたが、好きなワインの仕事に就いたAさんには微塵の後悔もなく、イキイキと働いていました。


また、大手企業のシステムエンジニアだったBさんは、「クライアントまでが遠くて、誰の何のために仕事をしているのかわからなくなってくる。クライアントの顏の見えるような仕事がしたい」という理由で、規模の小さい中堅企業へと転職しました。

直接クライアントとコミュニケーションを取りながら開発する環境になったBさんも、「給与は下がったけど今のほうが仕事は楽しいです」と満足そうでした。

AさんやBさんのように、自分がこの先どんな仕事をしたいのか考え抜いた時、「それは今の大企業にいたら実現できない」と腹をくくれたならば、辞めても後悔する可能性は低いでしょう。



「仕事で一番大切なのはやりがい」といえる


仕事で何が一番大切なのか?は人によって違います。

報酬、名声(知名度)、社会的地位、働きやすさ、ワークライフバランス、福利厚生などの精度が整っていることや、オフィスの快適さなどいろいろあるでしょう。

そのなかで、「自分にとって、仕事で一番大切なのはやりがいを感じられるかどうか」であり、「でも今の仕事では、もうやりがいを感じられなくなった」と言い切れるのであれば、今は新しい環境にチャレンジするタイミングなのかもしれません。

ただし大企業だからこそ、今の仕事でやりがいが感じられなくても、異動で違う部署で新たな仕事にチャレンジし、そこで新たなやりがいをみつけられる可能性があることもあります。

「異動のしやすさ」「異動希望の通りやすさ」は各企業によって異なりますが、もし社内で異動の可能性がゼロではないならば、まずは社内での異動を先に検討し、できることをしてみてください。

たとえ状況は変わらなくても、「社内でやれるだけのことをしたけど、ダメだった」と行動を起こした事実が、後悔のリスクをさらに減らしてくれるはずです。



自分も家族も大企業のステイタスや待遇に
あまり興味がない

b5f5a9e576552e24b2f1e4934acdb353_s

大企業ならではのステイタスやブランド力、給与や福利厚生…この恵まれた環境は、どこにでもあるものではありません。

大企業の恵まれた環境は配偶者にも大きな影響を及ぼしています。
たとえば、企業の持つ設備のいい保養所に、格安の値段で宿泊できるから、家族旅行がしやすく、家族が楽しみにしている…というような場合、配偶者も家族も、この環境を手放したくないと思うのは当然でしょう。

他にも社宅、扶養手当など様々な待遇がありますし、配偶者が、大企業の安定し恵まれた環境を手放したくないと強く思っていることも少なくありません


そのような場合、自分がどんなに辞めたいと思っていても、「辞めるなんてもったいない」「考え直して」と引き留められます。その反対を押し切ったり、あるいは話し合いで何とか納得してもらえたりできたとしても、それなりのしこりは残ります。

そしてそのしこりは、次に始める仕事がちょっとうまくいかなくなった時に、「ほら、やっぱり辞めなければよかったのに」という争いの種になりかねません。

しかしあなたや同居している家族(配偶者や同居の親)が、この環境を維持することに興味がなく、新しい環境を受け入れることに前向きであれば、働く企業の規模はそれほど大きな問題ではありません。配偶者が自分と同じ価値観で、あなたの決断を心から応援してくれるような人であれば、後悔するリスクは格段に減ります

たとえあなた自身が「やっぱり辞めなければよかったのかな」と弱気になったときでも、「大丈夫、うまくいくよ!」「もうやるしかないんだから、頑張ろうよ!」と楽観的に励ましてくれるような人であれば、もはや後悔の心配などする必要はないでしょう。



自分にとって仕事で一番大切なのは「やりがい」であり、そして大企業を辞めてまでやりたい「何か」があって、それを周囲が心から応援してくれている。

大企業を辞めても後悔しない人たちは、こんな人です。

「今が嫌だから」という転職は、転職先が思うような条件でなかった時に後悔しやすいですが、「これがやりたいから」という転職であれば、たとえ失敗したとしてもそこには後悔ではなく、前向きにチャレンジしたからこそ得られる経験や学びが残ります。

今転職したいという思いが、どちらの気持ちからなのか。後悔するかしないかは、それが大きく影響するといえるでしょう。




ページトップへ戻る