はたらくコラム

上司の言っていることがわからない時の波風立てない確認法

2017年10月29日


上司の言っていることがわからない…そういうことは誰にでもよくあります。

「言っていることがわからないのですが…」と素直に伝えて、「ああ、ごめん。わかりにくかった?」と丁寧に教えてくれる上司ならいいのですが、「なんでこんなこともわからないんだ?!」と聞いたら怒られる…という時には本当にストレスになってしまうものです。

そんなときに、波風立てずに穏便に上司の言っていることを確認するために、こんな方法を試してみませんか?


言っていることがわからないときには、その場ですぐに確認

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上司の言っていることがわからず、確認をする際に重要なのが、確認をするタイミングです。基本的には、「わからない」と思ったらその場ですぐに確認しましょう。

時間が経って後から確認すれば、

「なんでわからないのをそのままにしておいたんだ?」
「なんですぐに確認しないんだ?」

と、また別のことでイライラされてしまうかもしれませんし、上司の言っていることを理解しないまま、「こういうことではないか」と想像で仕事を進めてしまったけれど、結局間違っていてやり直しを求められる…なんてことになりかねません。

ただし、上司から何か指示されたその時に、上司が非常に忙しそう、あるいは明らかにイライラしている、または他の案件で頭がいっぱいそう等のときには、その場で確認しようとすると「あとで!!!」と地雷を踏んでしまいます


そのような「今、上司はゆっくり説明や確認ができなそうだ」という場合には、少し待って、落ち着いたタイミングを見計らって声をかけるようにしましょう。



「わからない」ではなく
「自分の理解を確認する」というスタンスで


さて、上司に確認するタイミングを掴めたら、次は確認方法です。

上司の言っていることがわからない場合、上司の言葉を繰り返して「~ということですが、それはこういうことでしょうか?」と確認することになると思いますが、この時に一言、確認する前に

「私の理解を確認させていただきたいのですが…」
「認識をすり合わせておきたいのですが…」


と一言添え、自分がどう理解をしているのかを伝えて確認するようにしましょう。

たとえば、A社からの見積もりに対して「もう少しよく検討してから、決めましょう」と上司に言われたとします。
この時、上司が何に対して、どう検討したいのか、その言っている内容や考えがわからなかったとしましょう。

その時に

「すみません、もう少しよく検討してから、というのは…?」


と確認するよりも

「すみません、私の理解を確認させていただきたいのですが、それは他社にも数社見積もりを取るということでよいでしょうか」

と確認するほうが、上司の言っていることを積極的に理解しようとする姿勢が伝わる、前向きな印象だと思いませんか?

些細なことですが、「言っていることがわからないんだけど…!」とイライラした思いを胸に接するのではなく、このように「前向きな姿勢」で接することが、「波風立てない穏便な確認」ができる状況を作っていくのです。



「確認ありがとうございました」の一言を忘れずに


そして上司に確認が終わったら、「確認ありがとうございました」と一言お礼を必ずいいましょう。

上司たるもの、部下にわかりやすい指示を出すのは当然ではありますし、いちいちお礼をいうほどのことではないと思うかもしれませんが、何かを聞いた後に「ありがとうございます」の一言があるかないかで印象はかなり違います。

「確認ありがとうございます」と言われれば、上司も悪い気はしません。
この「悪い気がしない」という感覚を積み重ねることができれば、「波風立てずに言っていることが確認できる人間関係」も築かれていくのではないでしょうか。



「上司の言っていることはわからない」
その先入観を捨てる努力も忘れずに

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最後に大切なことを。

「言っていることがわからない」ということが続くと、どうしても「この人の言っていることは、わからない」という先入観ができてしまいます。

その先入観があると、相手を理解しようとする気持ちがなくなり、冷静に聞いて考えれば理解できるかもしれないことまで、「言っていることがわからない」と、理解する努力をやめて、切り捨ててしまいがちです。

また、相手を理解しようとする努力をやめた、何とも言えない険悪で、無関心な雰囲気は、言葉にしなくとも何となく相手に伝わるものです。上司もそんな雰囲気を感じ取り、丁寧にコミュニケーションを行う努力を怠っているのかもしれません。


こうした悪循環を断つためにも、もし今、上司に対して「言っていることがよくわからない人」という先入観があるならば、その先入観を捨てる努力もしてみてください。

なかなか簡単なことではありませんが、「言っていることがよくわからない人」という「上司に対するネガティブな感情」を捨てる、忘れるように意識していくと、上司とのコミュニケーションも穏やかでスムーズなものに変わっていくと思いますよ。



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