はたらくコラム

上司と合わないから辞めたい!でもこのまま辞めていい?

2018年9月10日

いつも一緒に仕事をし、自分の仕事を評価する相手である「上司」。
この上司とうまくいけば、仕事は楽しいですし、仕事を通じた成長を実感できますが、「上司と合わない」となったら、それはもう憂鬱ですし、会社だって辞めたくなってしまいます。

「また今日も、あの顔を見て仕事するのか…」
「今日は何を言われることやら…」

こんな重い気持ちを抱えていたら、仕事でいいパフォーマンスは発揮できません。そうなれば成果を上げること、そして仕事を通じて成長することなど、もはや無理難題といえるでしょう。

だから、「上司と合わないから辞めたい!」と思ったら、それで転職してもよいと思います。実際に、転職理由の本音は上司をはじめとする職場の人間関係が原因のことが多いのですから、辛い状況に無理をする必要はありません。

しかし、我慢する必要はありませんが、辞める前にできることはあるかもしれません。

辞めるのは、「合わない上司がいる」この状況だからこそ得られる学びを得てからにしてみませんか?



なぜ自分と上司は合わないのか?を冷静に見つめ直す

そもそも

ときには、「生理的にどうしても無理」というケースもあるかとは思いますが、多くは、

・仕事に対する取り組み方、スタンスが合わない。
・仕事に対する考えが合わない。
・仕事の進め方やスピード感が合わない。


といった、仕事に対する価値観や行動の違いから、「合わない」という思いが生じているのではないかと思います。

上司と自分はいったい何が合わないのか。

「嫌い」という感情をまずは横において、「自分はどんな考え方・スタンス・行動で、それが上司とどう異なり、何故合わないのか。理解し合えないのか」と、冷静に自分と合わない理由を考えてみましょう。



なぜ上司はそういう言動をとるのか?を考えてみる


上司と自分の何が合わないのかがはっきりしたら、もう一段、客観的になって、「どうして上司はそういう言動をとるのか?」を考えてみましょう。

たとえば、営業部署で上司は数字のことばかりいうけれど、自分はもっと顧客視点にたった営業活動をしたいと思っている。そんなときは、「どうして上司は、数字のことばかりいうのか?」を少しだけ想像してみてください。

経営層など自分より立場が上の人には、いい顔をするけれど、部下には厳しい上司は、なぜそんな対応をするのか。

お客様のためでなく、社内のパワーバランスのために仕事をしている上司は、なぜお客様に目が向けられないのか。

指摘が細かい上司は、なぜそこまで細かく言うのか。


そこには、きっと上司なりの考え方があったり、コンプレックスや自信のなさの裏返しだったり、それが理解できるにせよ、できないにせよ、何かしら理由があるはずです。

「そういう、嫌な奴なんだよ」で済ませず、少しだけ寛大な気持ちをもって、上司の考えや立場も理解できるところがないか、距離をおいて考えてみましょう。





苦手な相手の立場にも立てるようになると、何かが変わる

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性格的な「合う」「合わない」はどうしようもないものがありますが、相手がなぜそうしているのか、相手の目線や立場を想像してみると、今とは違う答えがみえてきたり、相手の見方が変わったりすることもあります。

「うーん、イライラしても仕方ないかも」と思えたら、「合わない」と感じていたストレスが減っていくかもしれません。

今は確かに売り手市場で、次の仕事も見つかりやすいですが、もし今の職場の問題が上司との人間関係だけならば、転職するよりも今の上司とうまくやり過ごせるようになったほうが幸せなこともあります。


自分と合わない相手であっても、相手の目線で物事を考えられるようになる。

もしこれができるようになれば、あなたのコミュニケーション力や対応力は格段にアップします。


「コミュニケーション力とか、対応力いらないし!」と思うかもしれませんが、ここで身につけたその力は、これから仕事をする上で必ず役に立ちます。なぜなら、どんな会社に転職しても、自分に合わない人は必ずいるからです。

そんなとき、相手の目線で物事を考えて状況を客観的に捉え、うまくやり過ごす力があったら、自分が感じるストレスも少なくなります。この対応力は、周囲といい関係構築をするためだけでなく、自分自身を守るためにも、役に立つのです。


「上司と合わない」ような状況は、ないに越したことはありませんが、直面してしまったら、せめてその状況をしなやかに生きる力を身につける機会と捉え、辞める前に何か次に活かせる学びを得ていきましょう。

ちなみに、学びを得るまで辞めないようにという意味ではありません。転職活動を始めても、実際に転職先が決まり、退職するまではいくらか時間があると思います。その時間を、上司との向き合い方を変えることで有効活用していってください。

「ホント、嫌でたまらない」という「気持ち」だけで状況を捉えるのではなく、少し冷静になって客観的になってみると、きっと次の転職先での上司との付き合い方に役に立つ教訓が見つかると思いますよ。


フリーランスになるには?を考える前に知っておきたい現実の話

2018年8月28日

組織に捉われず、自分のペースで仕事をする。
そんな「フリーランス」という働き方を選ぶ人も増えてきました。

自由度が高く、職場の人間関係の余計なストレスからもサヨナラできるフリーランスの働き方は、一見魅力的にみえます。

しかし、現実はそうともいいきれません。
キャリアの選択肢として「フリーランスになるには?」と考える前に、フリーランスの現実も知っておきましょう。



「フリーランス」で働く人はどれくらい?

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まずはフリーランスに関するデータを確認してみましょう。

ランサーズ株式会社が2018年に行った「フリーランス実態調査」によると、副業・複業・兼業を含む広義のフリーランス人口は1119万人。意外に多いと思いませんか?

このうち、企業で働きながら「副業・複業」で働く人フリーランスが744万人。会社に属さない独立自営業系のフリーランスが322万人です。

「フリーランス」ときいてイメージが強いのは、この独立系のフリーランスですが、ではフリーランスになっていくら稼げるのかというと、前述の調査によれば平均年収は356万円です。収入が多くなった場合には、税制上のメリットを考えて、実態はフリーランスでも法人化する人が多いので参考的な数字になりますが、収入面では会社で働いていた頃と比べてダウンする可能性も高いという点は、念頭においておきましょう。



フリーランスの現実➀休んだら仕事はない=収入もない


好きな場所で働けて、働くペースも自分でコントロールできる。
やりたくない仕事は引き受けなければいいし、理不尽な上司や煩わしい職場の人間関係もない。
休暇の調整も自分次第だから、会社員では難しいような長期休暇も、思いのまま。レジャーも飛行機代や宿泊費が安いときに楽しめる。

そんなメリットが魅力的なフリーランスですが、不動産収入やブログからのアフィリエイト収入など、不労収入が得られる仕組みを持っている場合を除き、仕事を休めばそれだけ収入も減ります

会社員であれば、有給休暇をはじめ、各種休暇制度によって休んだからといってその分給与が減ることはありませんが、フリーランスではそうはいかないのです。

休暇自体は自分で仕事のメリハリをつけて調整すればよい話ではありますが、休んだらその分収入は減ります。
たとえば、病気やケガで入院しても、会社員であれば傷病休暇扱いになり、入院中も一定額の給与が支払われますが(注:企業によって制度は異なります。傷病休暇制度は任意なので、制度そのものがない企業もあります)、フリーランスにそのような収入保障はありません

ですので、「体調不良で仕事ができない」ということがないよう体調管理にも今まで以上に注意を払う必要があります。



フリーランスの現実②職種によっては社会保険の負担が大変

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金銭的な面でもう1つ、見落としてはいけないのが社会保険です。

フリーランスになれば、年金は今まで会社で加入していた厚生年金から国民年金に変わり、健康保険も各企業の健康保険組合から、国民健康保険組合に変わります。

会社員時代は、厚生年金も健康保険も保険料は労使折半。つまり、今まで保険料の半分は企業が払ってくれていたのですが、これがすべて自己負担になります。

国民年金は、支給金額も少ない代わりに掛け金も少ないので(国民年金の掛け金は月額16,340円(平成30年度))、目先の保険料の支払いという点では負担感は少ないですが(その分、老後の生活保障を自分なりに考えておく必要があります)、国民健康保険はそうはいきません。

国民健康保険の保険料は、市区町村ごとに負担率が決められているため、住んでいる地域や世帯人数、世帯所得によって異なりますが、年収400万円に対して健康保険料は単身者の場合は約30~40万円、妻子がいる場合には70万円近くなる市区町村もあります。

デザイナーやライターなど、クリエイター向けの「文芸美術国民健康保険組合」など、職種別の国民健康保険組合もあり、その条件に該当すればもっと負担を減らすことはできますが、このような保険組合の条件に当てはまらなければ、フリーランスになるという選択をした後に、高額の国民健康保険料を支払う負担がやってくるのです。



フリーランスの現実③細かい事務手続きも自分の仕事に


フリーランスになれば仕事は選べますが、代わりに会社員時代では行う必要のなかった事務手続きも自分でこなす必要があります。

契約手続きやや入出金管理、さらには、会社員時代は「年末調整」という形で会社がやってくれていた税の申告も、「確定申告」として毎年行わなければなりません。



フリーランスの現実④自宅で働くには家族の理解も必要


フリーランスになれば、どこで働くのも自由になります。
自宅だけでなく、カフェなどWifiが使える環境であれば、どこでも「働く場所」になるでしょう。満員の通勤電車に乗らずに済み、移動時間もかからないので、時間を有効活用できるのは大きなメリットですが、自宅で働くのはいいことばかりでもありません。

家にいる」ことで家族から用事を頼まれて仕事を中断したり、オンとオフの境目が曖昧になったりするのも、自宅勤務の現実です。

集中して業務に取り組みたい場合には、家族の理解も必要になりますので、きちんと話し合っておきましょう。



「働く時間と場所を選べる」「好きなこと(得意なこと、やりたいこと)を仕事にできる」「仕事と家庭を両立しやすい」という大きなメリットはありますが、フリーランスには良い面ばかりではありません。フリーランスの現実をきちんと理解した上で、自分のライフスタイルに合った働き方を選択していきましょう。


マミートラックを脱出するには?塩漬けされたら転職すべき?

2018年8月26日

今までバリバリと仕事をこなしてきた女性が、出産・育児をきっかけに、昇進や昇格とは縁がない業務を任されたり、負担こそ少ないけれど経験のない部署に配属されたりしてしまう「マミートラック」。

子育てしながらもキャリアアップしたい。
今までと同じように働きたい!

と、本意ではないマミートラックに陥ってしまったときには、どうしたらよいのか。マミートラックの脱出方法を一緒に考えていきましょう。



マミートラックを脱出する方法①
上司に気持ちを伝え、上司の反応を確認する

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「子育てしながらも、今までと同じように働きたい」というあなたの考えを、上司は知っていますか?

出産し、子どもがいる女性社員の業務を、負担や責任の軽い内容にする理由は、ハラスメント的な意図ではなく、「そうはいっても小さい子供がいるんだから、大変だろう」という「忖度」や、辞めてほしくないからこその「ゆっくり働いてくれればいいからね」という思いやりであることも少なくありません

しかし、上司からそのような言葉をかけられたときに「戦力外と思われた…」とモチベーションダウンしてしまう人も多くいます。

育児休暇前に伝えてあっても、「実際に子どもが生まれたら、変わるだろう」とこれまた忖度してくれている可能性もありますので、キャリア形成や働き方に対する今の自分の考え方を、上司と面談してきちんと伝えましょう

そして、自分の気持ちを伝えるだけでなく、子育てしながら、今まで通りに働きたいと希望する部下に対する上司の反応も確認してください。

「今まで通りに働きたい」という気持ちを好意的に受け止め、応援し、環境を整えてくれる上司もいれば、「いやいや、そうはいっても、子どもが小さいうちは無理でしょ」と懐疑的な上司もいます。

上司のタイプが前者であれば、自分の働き方に対する考えを伝えることで、状況は改善に向かいますが、後者であれば、その上司に「任せても大丈夫」と思ってもらえなければ、なかなか状況は改善しません。

マミートラックにハマった!と感じたら、上司とのコミュニケーションミスがなかったかを冷静に振り返り、それを見極めるためにも、まずは上司としっかり話し合ってみてください。



マミートラックを脱出する方法②
働く体制を整えて、意欲を見せる


マミートラックから脱出して、今までと同じような仕事をしたいと思ったら、今までと同じようなパフォーマンスを発揮できるような環境を整える必要があります。

特に前述の「懐疑的な上司」の場合は、今までと同じパフォーマンスを発揮できると納得してもらえるような状況を整えなければ、「子どもがいても、本当に大丈夫なの?」という考え方を変えてはもらえません。

・子どもの送り迎えや、病気の時の対応を夫や家族、または民間や行政のサービスで賄えるようにしておく。
・子どもが理由の早退・遅刻・欠席をできるだけしない。
・働く時間の長さに関係なく、パフォーマンスを上げられるよう、業務を工夫する。

など、できる限り「今までと同じように働ける」環境を整えていきましょう。

そして今の業務のなかでも、常に何か「+α」のパフォーマンスをあげられるよう、意識してみてください。
誰でもできるような業務であっても、効率化して短い時間でスムーズにできるようにする、クォリティを高めるなど、なにかしらの工夫の余地はありませんか。

「今までと同じように働ける体制」があり、意欲も仕事の質も「今まで通り」であり、今までと同じように戦力になることが日々の業務から伝われば、最初は懐疑的であった上司も「大丈夫かもしれない」と次第に信用して任せてくれるようになるかもしれません。

上司や職場の同僚などの他人の考えを、言葉による説得で変えるのは簡単なことではありませんが、態度や行動で示していけば、「あれ?大変だと思っていたけど、違うのかも…」「本当にできそうだし、任せてみようかな」と状況がかわっていく可能性は高くなります。

マミートラックに陥ってしまって、一旦モチベーションが下がってしまったらなかなか難しいかもしれませんが、状況を脱出したいならば、気持ちを腐らせず、期待以上のパフォーマンスをあげられるよう心がけてみましょう。



マミートラックで塩漬けにされたら転職すべき?

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とはいえ、マミートラックに一度ハマってしまったら、なかなか脱出できない職場もあると思います。

「上司が聞く耳をもってくれない」「慣例として受け入れてもらえない」ということもありますし、また人の価値観はいろいろですから「職場で出産した人が、みんなペースダウンした仕事で満足をしていて、今まで通りに働きたいという自分はレアケースになっている」ということもあるかもしれません。

そんなときは、今の仕事を続けながら転職活動を始めてみましょう。

子育て中の転職活動は不利だと言われ続けてきましたが、今は企業の価値観も多様化しています。
職種や業界によっては転職が容易に叶うわけではありませんが、子育てしながらの今の自分を評価してくれる企業は、本当の意味でワーキングマザーを受け入れ、働きながら子育てしやすい環境が整っている企業です。そのような企業も少しずつ増えていますので、企業との出会いのチャンスを逃さないためにも、業務量が少ない今こそ前向きに転職活動をしてみましょう。

子育てしながらの転職活動は容易ではないですが、何もせずに今の塩漬けにされた状況で悶々と過ごすよりは、現状打破のために何か行動を起こしているほうが、どんな答えであっても見つかりやすいと思います。


ただ、よほど辛い状況でなければ、転職ありきで考えるのではなく、あくまでも「視野を広げる」「他の可能性も考える」という姿勢で臨むことをおすすめします。

マミートラックにハマった!と感じた業務や部署であっても、「前向きに取り組んでみたら面白かった」「やりがいを感じるようになった」という声もあります。また2人目が生まれたら、考え方が変わり、「この働き方がむしろありがたい」という人もいます。

そんな可能性もありますので、自分の気持ちを大切にしつつ、かつ今の状況を柔軟に前向きに捉える余裕も忘れないようにしましょう。


このままでいいのかわからない人にぜひ知ってほしい、キャリアの考え方

2018年8月10日

「このままでいいのか、わからない…」この迷いはふとした瞬間にやってきます。

特に、今の仕事がある程度できるようになり、慣れてきたとき。
今すぐ転職活動をしようと思うほどではないけれど、なんとなくしっくりこないとき。
今の会社に未来を感じられないとき。
人間関係が悪いというわけではないけれど、一緒に働く同僚や先輩、上司に対して、「この人たちと一緒に仕事ができて楽しい」というワクワクも感じないとき。
この仕事も生活も、今はいいけれど、5年も10年もやっていくのはどうかな…と不安に思うとき。

その思いのバロメーターがMaxになってしまえば、「よし、転職しよう!」と行動を起こせる。でもまだそこまでではないからこそ、余計モヤモヤする―。

誰に相談しても答えがでなそうな、そんな「転職未満」のキャリアの迷いを感じたら、こう考えてみませんか。



このままでいいのかわからない…は
「このままではよくない」から感じる

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今の仕事に、働く環境に、本当に何の問題もなかったら、「このままでいいのかわからない」とは感じません。
だから「このままでいいのかわからない…」という迷いは、自分の本心が求めているものと今の仕事や環境が違うというサインです。

ただ、だからといってすぐに仕事や環境を変えるにはリスクも伴いますし、新たな変化を受けいれなければなりません。

人間には「変化を避けたい」という脳の本能もありますから、そこでちょっとブレーキがかかる…本心が求めているものと今は違うけれど、変化を避ける気持ちもある。

それが「このままでいいのかわからない」という迷いになっているのではないかと思います。



自分のやりたいことや
長期ビジョンを考えてとかいうけれど…


こんなときによくあるアドバイスとしては、「自分の本当にやりたいことや、キャリアやビジョンを考えてみましょう」というものですが、それがわかったら苦労はしませんよね。

自分の本当の気持ちを整理して向き合うのは、意外に難しいもの。

もっといえばどんなに向き合ったところで、なかなか見えてこないことはよくありますし、自分に向き合って、やりたいことや将来なりたい自分がぼんやり見えていても、そこにたどり着く方法がわからない…ということもあります。

さらに、「昔やりたかったことを思い出して」なんていわれますが、昔やりたかったことと、今やりたいことは変わってることもしばしばです。やりたいことは変わっていなくても、「さすがにそれで飯を食べていこうとは思ってない…」ということもありますよね。

一度、自分の気持ちに向き合ってみるのはとても大切ですが、もし考えたところで答えが見えてこなかったら、今の時点の自分にはまだ「答え」がないんです。

しかしそれは決して、悪いことでもまずいことでもなく、「今の自分には答えがない」と気づくのがとっても重要

そして「今はまだ答えがない」とわかったら考えるのはやめにして、「答え」を見つけるために一歩動き出しましょう。

会いたいと思った人に会う。
行ってみたいと思っていたイベントやセミナーに参加する。
以前から興味があった、新しい習い事や趣味を始めてみる。
行きたかった映画に行ってみる。

どんなことでもかまいません。「前からやりたかったこと」「自分の興味があること」はありませんか?

今はまだ自分のなかで見えない「答え」も、今とは違う行動を起こし、人に会い、新たに情報や刺激を得たり、新たな経験をしたりすることで、何かを感じれば、いつか必ず自分のなかに見えてきます。

「答え」は「自分のなか」にありますが、その「答え」を見つけるきっかけやヒントは「外」にあります。「答え」が見つからない、わからないのは、そのきっかけやヒントが足りていないだけなのです。「答え」がみつからなかったら、ヒントを探しにいきましょう。



キャリアの8割は
「偶然の出会い」でやってくるから

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明確なキャリアプランや、強い志に基づいて自らのキャリアを築いていく人たちもいますが、世の中そんな人ばかりではありません。

それをキャリア理論として提唱したのが、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ博士です。

クランボルツ博士は、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」という論理に基づき、その偶然を計画的に設計して、自分のキャリアを良いものにしていこうとしています。

「偶然を計画的に設計する」と聞くと、「偶然なんだから、計画的に設計できるわけがない」と思ってしまいますが、これは起きている出来事、出会った人が「よい偶然」となるような心持ちで過ごしていきましょう、ということ。

クランボルツ博士もそのために必要な条件として次の5つをあげています。

(1)好奇心
新しい出会いや新しい学習の機会に興味関心をもつこと。

(2)冒険心
新たな機会があったら、それに向かって一歩踏み出してみること。リスクを取って行動を起こすこと

(3)楽観性
くよくよしないこと。何とかなると思うこと。

(4)柔軟性
他人の意見や新たな視点を受け入れ続けていくこと。こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること。

(5)持続性
飽きずに続けること。1つ何かをみつけたら、納得するまで失敗してもやってみること。


「このままでいいのかわからない」そう感じている今は、この5つも自分のなかから消えてしまっている状態ではありませんか?
それでは次のキャリアのきっかけになる偶然には出会えませんし、身の回りにその出会いやきっかけがあったとしても見落としてしまいます。

次のキャリア。
自分のやりたいこと。

それを見つける偶然に出会うために、「好奇心」「冒険心」「楽観性」をもって新しい行動を起こし、人に出会い、「柔軟性」でその出来事を受け入れ、いいなと思ったら「持続性」をもって続けてみましょう。

そうすればきっと、「このままでいいのかわからない」から脱出するヒントを見つけられますよ。




「キャリアの相談をしたい」をもっと気軽に!

2018年7月27日

「日本では気軽に依頼できるキャリアカウンセリングサービスはとても少なく、貴重ですので、これからも末長くサービスを続けていただければ、と願います」

キャリアコンサルティング・ラボでは、プロのキャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティングサービスを提供していますが、先日、こんな嬉しいコメントをカスタマーの方からいただきました。

キャリアコンサルティングを、もっと身近に。

代表理事・長井亮のそんな思いから、2012年にスタートしたキャリアコンサルティング・ラボも6年目。最近はキャリアコンサルティングをリピートしてくださる方も、増えてきました。

そこで、ここで改めて、私たちのキャリアコンサルティングサービスに対する思いを、お伝えしたいと思います。



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内定後の不安…転職してもいいか迷った時の見極め方

2018年7月19日

転職活動では、企業の全てを入社前に知ることはできません。
だからこそ内定後に、内定先の企業に対して「本当にこの会社に、このまま入社していいのか」と不安になってしまうこともよくあります。

転職で失敗したくない気持ちは誰でも同じ。

内定先に不安を感じたら、この後どんな行動をすればいいのか。その不安な気持ちに向き合いながら、こう考えてみませんか?



不安のなかに「入社したい」気持はありますか?

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まずは今の不安が「行きたいけど、不安」なのか、「せっかくの内定だけど、不安」なのか確認しましょう。

今心のどこかに、「この会社に入社したい」という気持ちはありますか?

もし「入社したいけど、××が気になる…」と入社したい気持ちが前提にあって、それでも待遇や条件、企業の安定性などが不安で迷っている状態ならば、ここはぜひ自分の「入社したい」という気持ちを大切にしてください。

「入社したい」という気持ちがあるならば、気になっている「不安」はネットで調べたり、家族や友人に相談したりして情報収集すれば解消できることや、捉え方を変えれば「まあ、いいか」と思えることもあります。

新しい環境に行くのですし、入社前にすべての企業情報を事前に知ることはできませんから、誰だって多かれ少なかれ不安はあります。しかし多少の不安があったとしても、「入社したい」という前向きな気持ちがベースにあれば意外になんとかなるものです。


問題は、「せっかく内定の内定だし、即辞退というほどではないけれど‥・」と、どこか入社に前向きになれない気持ちがあるケースです。この場合は、次のように考えてみましょう。



「何が不安か?」を整理する


「内定辞退しよう」ではなく、「内定先がちょっと不安」と思っているということは、「どうしてもダメ」というほどでもなく、その会社をいいなと思うメリットも感じているからこそ迷い、これで決めてもいいのかどうか「不安」なのではありませんか?

その気持ちを整理するためにも、そのメリットに感じている部分と、不安に感じている部分を書き出してみましょう

面倒に感じるかもしれませんが、文字にするとそれだけでも自分の気持ちが整理できて、「これくらいだったらいいかな」と思えたり、自分では小さなことだと思っていたことが意外に大きかったりと、いろんな気づきが生まれますので、ぜひやってみてください。

例えばこんな具合です。


【内定先のメリット】
・希望年収の550万以上。
・社風が合いそう。


【内定先の懸念点】
・事業内容や仕事内容が希望していたのと少し違う。悪くはないが、転職したら描いていたキャリアビジョンから少し外れる。
・希望していたポジションではない。
・通勤が不便。
・企業規模が希望よりも小さく、安定性や将来性が不安。


最初はランダムで、思いつくままで大丈夫です。

書き出してみると、「うーん、やっぱり社風が良さそうだし、仕事内容はちょっと違うけど、やってみてもいいかもしれない」と思えて不安が解消できるかもしれませんし、「冷静に考えると通勤が不便なのは、長続きしないかも…」と、自分でも意外なことが決め手となって答えが出たりするかもしれません。

自分がどうしたいか?
自分にとって何が大切か?

その答えは自分がよく知っています。だからこそ、こうして書き出すだけでも、自ずと結論が見えてくることもあります。

この時点で気持ちがすっきりすればいいのですが、まだ不安が残っているならば、不安を解消するだけの情報が不足しているということです。その場合は、次に進みましょう。



不安を解消できる情報や
捉え方がないか、考えてみる


「内定先に感じている不安」も、新たな情報を得て違う見方・捉え方ができれば「入社してがんばろう!」か「やっぱり辞退しよう」のどちらかに気持ちが傾き、今後の方向性が見えてきます。

そのためにも、意思決定をするための情報収集を始めましょう。

たとえば、「悪い噂を聞いた」「将来性や安定性」が不安であれば、企業の財務状況、経営者の考え、事業の競合優位性、業界での評判などをインターネットで調べれば、「やっぱりやめておこう」「大丈夫かもしれない」と、ある程度の判断がつくのではないかと思います。

年収や仕事内容、ポジションなどについても、パートナーの協力で家計が支えられないか、自分の思い描いていたキャリアプランに合うような仕事や事業ではなくても、この転職で違うキャリアが広がる可能性がないか、家族や友人に相談してみてください。



自分の希望をすべて叶える転職はなかなか難しく、希望通りの企業に自分が応募できるようなポジションがあるとは限らず、たとえ募集をしていても採用されるとも限りません。
「内定」は一つのご縁ですが、このご縁が実は最後のベストなご縁かもしれないし、この先にもっといいご縁が待っているかもしれませんが、それは誰にもわかりません。

それでも、不安な気持が大きいまま転職しても、うまくいかないことだけは確かです。

納得した意思決定ができるよう、自分の気持ちに向き合い、整理していきましょう。


職場の苦手な人との接し方!心が楽になる対処法

2018年6月14日

あなたの職場にもいませんか?「どうしても無理」な、苦手な人。
価値観がどうしても合わない、何かと文句をつけてくる、話しかけても無視される、そもそも生理的に無理…などなど。

職場に苦手な人が1人でもいると、「会社に行きたくない…」という思いがどんどん膨らみ、気持ちはどんよりと重くなってしまいます。

そんな重い心持ちが少しでも楽になるように、苦手な人との接し方はこんなことを意識してみませんか?



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入社3ヶ月の壁・仕事ができないのが辛いときの乗り切り方

2018年6月11日

転職入社して3ヶ月。仕事にも職場にも少しずつ慣れてきたのに、思っていたより仕事ができなくて、なんだか辛い…。

入社してすぐは、「まだ慣れないから」「仕事を覚えるまでは」と「できない理由」もあったけれど、3か月経ち仕事も少しずつ覚えてきたのにうまくできない、あるいは仕事がなかなか覚えられない…となると、朝会社に行くのも憂鬱な気分になってしまいます。

入社3ヶ月目に感じるこの壁を、どう乗り越えればよいのか。この状況への向き合い方を確認していきましょう。


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仕事の人間関係がストレス…辞めたい!と思った時の対処法

2018年6月7日

職場の人間関係が良好であれば、仕事は本当に楽しいものになります。しかし仕事の人間関係がストレスになってしまうと、どんなに好きだった仕事も辛くなり、やりがいを感じられず、「もう辞めたい…」という気持ちがどんどん膨らんできてしまいます。

少しばかりなら、我慢しよう。

そう思って頑張ってきたけれど、いよいよストレスも限界!もう仕事を辞めたい!と思ってはいるけれど、その次の行動がなかなか踏み出せないときは、こう考えてみませんか。


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Uターン転職は辞めてから?年齢は?後悔しないタイミングとは

2018年5月13日

「いつか、地元へ帰ろう」「地元に恩返ししたい」「高齢の親の近くにいた方が安心」…そんなUターン転職への思いがいつも頭のどこかにあるものの、「仕事は辞めてからのほうがいいのか?」「年齢的にいつまでに転職したほうがいいのか」と、いざとなるとなかなか踏ん切りがつかない方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、失敗しないUターン転職のために、Uターン転職のベストなタイミングについて整理してみたいと思います。


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